特殊詐欺防犯講座を開催しました

令和6年3月18日(月曜日)、大分市コンパルホールにおいて、大分中央署生活安全課職員による特殊詐欺防犯講座を開催しました。


冒頭で、講師により県内及び管内における特殊詐欺被害件数や被害金額等の実態について説明があり、近年多い電子マネーを用いた特殊詐欺や還付金詐欺、ギャンブル詐欺、交際あっせん詐欺、当選詐欺といった詐欺被害の解説がありました。


その中で、現在詐欺被害防止への取り組みとして重点3か条を紹介して下さいました。


詐欺被害防止の3か条は、

1.犯人と話しをしない対策

・電話等の設定で、録音通知を流す、ナンバー通知を要求する、迷惑電話防止機能付電話機の設置を行う等、リアルタイムで犯人と話をせず、冷静に状況を認識できるように対策する。

2.犯人から騙されない対策

・県警では、新聞やテレビ、ラジオを活用した情報発信、ユーチューブやX等のSNSの活用、「まもめーる」アプリ等による詐欺被害の実例の紹介等を行っており、これらの情報に接し、日々変化する特殊詐欺の手口を事前に知ることで、詐欺被害の防止に繋がります。また、少しでも特殊詐欺ではないかと思った場合は、警察や自治委員等に相談をする。

3.騙されても犯人にお金を渡さない対策

・キャッシュカードを他人に渡さないこと、電子マネーの利用番号を他人に伝えないこと、現金を郵送できないことを知識として認識していること、預金保険機構の「振り込め詐欺救済法に基づく公告」を利用し相手先個人口座の照会を行うこと、ATMでは携帯電話で通話をしながら操作を行わないこと等です。


講座は、これらの対策を軸にお話が進み、最後に、近年流行になりつつあるサポート詐欺や還付金詐欺等の具体的な事例と対処法等の指導が行われ、講師が参加者からの質問に答えて下さいました。


日常生活の中で不審電話が頻繁にかかって来るという参加者もおられ、皆真剣に講師の話を聞いていました。特殊詐欺が発生したことを紹介するニュースだけでは分からない具体的な手口や、防犯対策に触れることができ、一般に知られていない専門的な知識も学べるなど大変有意義な講座となりました。 


参加された皆様、お疲れ様でした。中央署におかれましては、勤務時間中に関わらずご協力下さりありがとうございました。


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